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AGHARTA-アガルタ- 11巻の感想 (完結!) ネタバレあり

今、アガルタで検索するとFGOのシナリオが出てくるんですね。隔世の感がある…。
さて今回タイトルにでましたアガルタは、FGOではなく松本嵩春が書いていた漫画となります。内容が難解なうえ、第一巻が出てから20年近く経っている事もあり、感想を書いている人が全然見当たりません! なぜだ!
漫画の内容は、ボーイミーツガール & SFディストピア物でしょうか。ヒロインのレエルが可愛くて仕方ないので、表紙絵に惹かれたらぜひご一読を。


整理がてら、これまでの情報のまとめを。

至高人は、体組織をタマリスク由来の物に変えている改造人間であることが示されました。
”ヒト”という種的な進化が鈍化していた現在、タマリスクの体に換装する事は新たな爆発的な進化を予期させるものでしたが、しかし、タマリスク製の体への換装には適合率の改善が必要であり、まだまだ研究を行わなければ実用化には程遠いのが実情でした。しかし、タマリスク製の体は超再生能力や優れた能力を示し、永遠の生命を可能にする希望であったため、その研究は世界からの期待を集めているものでした。
そこで、世界はTXDOと呼ばれる超法規的な研究機関を設立、倫理を度外視した研究開発を認める事にしました。TXDOで研究を進める内に、フュージンスキはREM(真人格)と呼ばれる、タマリスクの意思と思われる物を発見します。これはヒト以外の知的生命を予感させる新発見で、フージンスキはREM解明に躍起になります。この研究はもちろんTXDOの設立目的から逸脱してましたので、お偉いさん方はフュージンスキや至高人達に対して業を煮やし、TXDOの解体・研究成果の簒奪を行うことに!
結局、簒奪は後一歩のところで失敗に終わり、フュージンスキによる報復(タマリスクの精製プラントの破壊→世界中をタマリスクで汚染→文明の初期化)を実受けてしまいます。こうして文明は初期化され、第一巻から始まるジュジュの物語が始まるわけです。

結局、わからなかったのが、
・タマリスクにダイブするようになった原因。なんでドミナスはタマリスクにダイブするようになったんでしたっけ?
・クレルやウルスラはREMの記憶を移植したドミナスの内の一人?
・RAELは世界最初のタマリスクの完全適合者?→数千年の時を生きている?
・RAELは記憶の移植等の様々な実験のため、REM(無帰還領域の少女たちの集合意識)の影響を強く受け、本来の人格が消えかかっている?
・RAELは自分と同じタマリスク適合者のジュジュに惹かれ、ジュジュのそばでは本来の人格が表層に出ることができる?
・RAELは生存し、フュージンスキは死亡した?(ただ、最後のシーンでは手錠が外れているのに、前ページでは手錠がついていることから、RAELも死んだと考えるべき?)
・紅花って妊娠している?相手はリアム?ジュジュ?
・アースラ=ウルスラ