えーと、とらハ2は発売年月が1999年だから時期的にはToHeartの後、Kanon、AIRと同時期になるんですね。そう考えると結構古典的なエロゲになるんですね。
そのため、現在のエロゲとか比較すると話の密度、展開、声優さんの演技といった点で見劣りする部分があるのはしょうがないのかな、と思います。
特に、唐突にキャラが出てきたり、もう少し膨らませそうなイベントをさらっと終わらせてしまったりと、そういった点でもったいないなーと思うことがすごくありました。
現在はようやく愛さんのルートが終了したとこなので、ほかのキャラでこの印象が挽回されればいいんですけど。。
と、まぁ先に不満点の方を書いてしまいましたけど、このシリーズのコンセプトである”優しい恋”ってのは結構好きです。今の萌えゲー、キャラゲーみたいに問題発生→主人公解決！で結ばれるタイプのお話じゃないくて、日常の中に恋があって、結ばれて…っていう話の流れになっているのは結構高評価ポイントです。正直ヒロインごとに問題発生解決とか、読んでて疲れてくるからね。
そこで、萌えゲーとしての出来として重要な要素であるキャラクターの魅力はどうかというと…
結構いいもの持ってますよ！？
キャラ自体も掘り下げは甘いという欠点はありますが、、もっと話にエピソードを盛り込んじゃえば2014年に販売してもなんら遜色ない！むしろそこらへんの量産型ヒロインには余裕で勝てる！
というわけで、結構短時間で一週終わりますし、ダウンロード販売もしてますし、これからの夏休み、あまりにも暇だーという方は手を出してみるのはいかがでしょうか？
ちなみにCD版でもWin8の64bitで動いてますよー
