なくした物まであと少し@はてなブログ

雑記帳やら備忘録。年1更新が目標です。

映画、オーシャンズ

というわけで、映画オーシャン図を見てきました。ちなみに公式サイトはコレhttp://oceans.gaga.ne.jp/

恐らく、この映画を見る人はダイバー、海が好き、生き物が好き、のどれかに当てはまるんじゃないかと思います。

自分はダイバーだったので見に行きました。
そんなわけで映画館に行くも、予想に違わず土曜の昼間にもかかわらず人影はまばら。

しかし、映画が始まると確かに凄い。ディープ・ブルーブルー・プラネットを超えた!なんて言うだけあって海について興味のない人でも、惹き込ませるだけの迫力はありました。


何よりも凄いと感じたのが、イルカがイワシを海水面まで追い込んだ後に始まる、イルカ、鳥、クジラによるイワシ狩り。
圧巻です。本当にこんな光景があるのだろうか!と感動すること間違いなし。

またギンガメアジの群れの映像や、蟹の大群など、海について詳しくなくとも迫力だけで引き込んでいく映像がディープブルーなどよりも多くあり、その点で、人に薦める事が出来る映画になっているような気がします。

また、この映画はクジラやサメが登場する傾向があったように感じましたが、その映像はどれも中々に迫力があり面白く見る事が出来ましたね。
ただ、惜しむらくはその映像の処理に若干作為的な物が感じられた事です。どこかっていうと、それは捕鯨とサメの漁のシーンです。
サメの漁ではヒレを切った後に生きたまま海へ捨てる映像が流されましたが、その映像には首を捻らずには居られませんでした。
サメの肉は蒲鉾として(日本では)使うので。
捕鯨に関しては欧米の人の感覚からすると止む無し、という気もするので、まぁ…ね…。

というわけで若干引っかかる部分がないわけでもないですが、一見の価値はあると思います。

海の美しさや、厳しさ、また弱肉強食の意味など、何かしらの思考を呼び覚ます良い映画だと思いました。

ただ、ダイバー的にはディープブルーの方が面白いかもしれませんけど(?)。
まぁ、でも映像の見せ方や、音の効かせ方、観客を飽きさせないような作りとしてはこちらの方が格段に上だという気はしますが。

まぁ、マイナス点としておっきいのは、上映時間が若干長かった気がしないでもないです。
やっぱ、長いと疲れますよね〜。

追記
なんか、この映画、シーシェパードが関わっていたようで。
しかし、作為的な部分(10分程度じゃないかな?)を除けば別に悪くない映画だと思いますし、ヒステリックに見るべきじゃない!とか言ってる人の方がおかしいような気もする。

見ない内に風説を信じて叩かれてもねぇ…って感じがないわけでもないです。
だって映像は十分にきれいで見るに値するんだもの。

ま、この事に関しても何かしら書きたいな。